2021年9月26日聖霊降臨節第19主日

交読詩編40:1-5  
聖書 ヤコブの手紙2:8-13
讃美歌 26.487.92

ことば

9月26日(日)『信徒の友』9月号 p100「日毎の糧」より 

聖霊降臨節第19主日 ~テサロニケの信徒への手紙 

3:6~13~

怠惰な生活が戒められています。このときテサロニケ教会には、「もうすぐ終末がやって来るから、働くのはやめよう」などと言う人々が現れたようです。状況は違いますが、私たちの社会にも、働くことの意義を見失いそうな現実があります。ブルトマンという著名な神学者が、ある説教の中で父親の思い出を語っています。収穫感謝祭のとき、「不作なのに何を感謝しろというのか」と文句を言う農民に対して、牧師であった父は「(神とともに)働くことができたことを感謝しなさい」と、働くことの意味を伝えたそうです。

神と隣人を愛し、今日もなすべき善いことをなしていきましょう。