本日は信徒による奨励です。

聖霊降臨節第15主日礼拝 2021年9月5日10:30~

招  詞 33:1-3

交読詩編 147:1-11

聖  書 イザヤ書53:1-4(旧1149p)

     マタイ福音書 8:14-17(新13 p)

感  話 「神は困窮にあるすべての人のもとに

讃美歌 26.518.92

※2020年3月からコロナ感染症予防のために礼拝のプログラムを縮小して、現在主にWEB礼拝となっています。

ことば

獄中書簡“ 抵抗と信從 ”ボンフェファ― を偲ぶ
キ リ ス ト者 も 異 教 徒 も

人間は困窮におちいって神に行き 助けを哀願し、幸福とパンを
乞い求め やまいと、とがと、死からの救いを求める。
人間はみんな、キリスト者も異教徒も、みんなそうする。 
人間は困窮の中にある神に行き、貧しく、はずかしめられ、
よるべなくパンなき神をみいだし、罪と、弱さと、死に呑みこまれて
いる神を見る。キリスト者は苦しみ給う神のみもとにたつ。
神は困窮の中にあるすべての人間のもとに来たり給い、
肉体と魂を彼のパンをもって飽かせ、キリスト者も異教徒との
ために十字架の死を死に、彼らのいずれをも赦し給う。

 
僕たちと共にい給う神とは、僕たちを見捨て給う神なのだ。(中略)
神はご自身をこの世から十字架へと追いやり給う。神はこの世においては無力で弱い。
そして神はまさにそのようにして、しかもそのようにしてのみ、僕たちのもとにおり、
また僕たちを助け給うのである。キリストは彼の全能によってではなく、
彼の弱さと彼の苦難によって僕たちを助け給うということは
マタイ8-17に全く明瞭である。
(ある友人への手紙 1944年7月16日)